たまベジ散歩

茨城の田舎生活 ~農業初心者の体験記録~

5月10日 フキ狩り そして、保存。

 生えすぎて困っているフキをとることを、「フキ狩り」と命名した。

フキ狩りは、早朝から始まった

フキ狩りが始まっていた

 もう、ばあちゃんのお友達が来て、フキ狩りを始めている。

 朝ドラは録画予約をして、急いで私も、外に出た。

 

フキの取り方

 フキ専用の鎌がある。

 ただ切り落とせば良いというものではない。能率良く、、と教わった。

こんな鎌で、ざくっ、ざくっと切る

 まず、根元の部分をざくっと切る。なるべく2本まとめて。(能率が良い)

 ある程度まとまったら、まとめて葉っぱを切り落とす。

ばあちゃん、作業が早い。

私の出る幕は、ない・・・

皮をむく

 いろいろな方法があるが、うちのばあちゃんは、まず、皮をむく。

 指が黒くなるので、手袋が必須。 

一人助っ人が増え、3人で皮むきをした

 コロナ前はフキ狩り・保存の作業をばあちゃんを含め5人でやっていたそうだ。

 今日は、ばあちゃんと友人2人、そして初心者の私を合わせて4人だ。

 この量のフキの処理、4人でどのくらい時間がかかるのだろう。

 

切る

よく見る長さですよね

 皮をむいたフキを切る仕事は、私が行った。

 

 酢水にさらす

 大きな樽を2つ用意。その一つに、水と酢を入れた。

昨日、雨の中、大きな樽を2つ洗っておくよう言われたのは、このためだった。

切ったフキを酢水に入れていく

ザルにあげて水気を切る

塩漬けする

もう一つの樽に、フキの葉を敷き詰める

塩をまく

 かなり多めの塩である。

 塩漬け保存するためだ。

フキを入れて塩をまく

 塩をけちってはいけない。

 夏、お盆で、人が集まったとき、「え~、フキなんて今食べられるの?」と言われるためには、その日まで、保存しておかなければならないのだ。

 

右から 酢水にさらす 水気を切る 塩漬け

いよいよ最後の仕上げ

塩をたくさん乗せ、フキの葉を敷き詰める
むいた皮を酢水で洗い、フキの葉の上に乗せる

 なぜ、こうするのかという理由はよくわからないが、葉っぱも、むいた皮も利用するので、SDGsだ。

重しとして、石を二つ乗せ、ビニールをかぶせる

 これで、完成!

 

  早朝からお昼過ぎまでかかってしまいました。

  

 もう、私はくたびれてしまい、「いつ頃食べられるか」とか、「どのくらい保存がきくのか」「塩抜きの方法」については、聞くのを忘れてしまいましたので、後日書くことにします。

 

 それにしても、90歳のばあちゃんの体力には脱帽です。💧