たまベジ散歩

茨城の田舎生活 ~農業初心者の体験記録~

女王蜂は、ご機嫌ななめ

さて、昨日の続きです。

 まず、「蜂球」について説明します。

 

 これが、我が家の、昨年の「蜂球です。

去年の蜂球 令和4年4月18日撮影 

 説明します。

 

 4月~6月は、ミツバチの「分蜂(ぶんぽう)」の時期です。

 分蜂とは 巣が手狭になると、新しい女王蜂を元の巣に残し、半数ほどの働き蜂と古い女王蜂が新しい巣を探して、移動することです。

 

 この分蜂の時に、女王蜂を中心に、働き蜂が作る群れのことを、蜂球と言うのです。

 

 この時期、この「蜂球」がどこで見つかるかわかりません。

 

 見つけたら、網で確保、ボウルみたいなものに入れて、自分ちの巣箱に持ち帰れば、(そして、その蜂の群れが、住みついてくれれば)、貴重なハチミツを搾取できるのです!

 

師匠の巣箱に、3つの蜂球が!

 昨日、ミツバチの師匠が持ってきてくれたもの。

 それは・・・

蜂球だったのです。

(渡された容器を)上から見た図。蜂がブンブン。

 

 話によると、

 師匠のうちでは、3つの蜂球ができ、それを確保した。

 

 「分蜂の時期には、蜂は刺さない」と言われているのだが、蜂は師匠の顔を刺した。😱

(目に近い場所だったので、病院に行って診てもらった。目に刺されていたら、ヤバかったと思う。)

 

 そのうち、1つを、(全部の巣箱が空き家となった)我が家に届けてくれたのである。

 

蜂球の移動

 さて、その蜂球を、我が家の巣箱に移しかえなければいけない。

 

 これが、至難の業であった。

「ほら、巣箱に行きな。」と、トントン叩く

 師匠は、素手である。

 

(それに対し、わが夫は、完全防備。ハチは、白いモノには刺さない、というので、私の白いジャンパーを着用。)

 

 しかし、蜂球は、動かない。

 

高さ3.8ミリの出入り口を作る。

 3.8ミリ、というのは、働き蜂は出入りできるが、女王蜂は出入りできない。

 

 女王蜂さえ拉致すれば、群れは逃げて行かないのだ。

 

斜めにして置く。

 ハチは、上へ上へと行く性質があるから、黒い容器から、巣箱の方へ移動するはず。

 

 これが、昨日までのこと。

 

そして、今日(4月12日)

 一晩、彼らが新しい巣箱へ移動するのを待ったが、・・・

 

朝 蜂球は移動していない。

 

夕方 蜂球は移動していない。

 ・・・ということで、女王蜂はご機嫌ななめ。

 

 きっと、我が家に住む意志はないんじゃないかなぁ

 

 

 かと言って、無理矢理、彼らを拉致しようとすると・・・

 

 去年の二の舞になりたくないですからねぇ・・・・

昨年7月18日 飼いバチに手を刺される

 

働き蜂のうち、偵察隊が、新居の偵察をする

 偵察隊が何匹かいて、新しい物件を見学し、女王蜂に報告するらしい。

 

台所で、ブンブン音がした。

 

もしかして、キミは偵察隊? ここが気に入った?

 それとも、拉致しようとした、私の夫に、復讐を企て、侵入した???

 

 

 今日は、このへんで。<(_ _)>