たまベジ散歩

茨城の田舎生活 ~農業初心者の体験記録~

キムチ漬け「やっぺ。」の意味。

今日は、晦日

 去年までの晦日は、餅つきと蕎麦打ちをしていた。

 

 でも、今年は、この2つは終わってしまったので、キムチ漬けの2回目をすることになった。

 

下漬した白菜1樽と、たれがまだ残っているのだ。

 

 ただ、私たちはまだ、大掃除が終わっていないので、

 

「(キムチ漬けは)午後からやりましょう。」

 

 と、ばあちゃんに伝えた。

 

 (聞こえたかな・・・?)

 

「白菜5個ほどいただきたいのですが・・・」

 大掃除をしていた11時頃、友人がやって来た。

 

 先日、白菜3個を持って行き、その大きさに大笑いした友人だ。

 

 彼女は、長靴を履き、白菜狩りをする気満々で来ている。

 

 今度も、大きい白菜を収穫し、他の人に見せて、大笑いする気だな?

見て~、この白菜。こんな大きな白菜見たことある?(^0^)」とかなんとか。

 

 

ばあちゃんが現れた「やっぺ。」

 ばあちゃんが、急に現れた。

 「・・・・やっぺ。」と言う。

 

 は?今友達が来てるんだけど。

 

「キムチ漬けは、午後からやるって言ったでしょ?」😠

 

白菜の下漬を樽から取り出し、重しを乗せ、水切りをしていた

 この重し、2つ乗ってるでしょ

 1つは15キロ、もう一つは20キロあるんですよ。

ばあちゃん、どうやって運んだんだ?

 

 まだ11時だよ。

 今、私は、とにかく、キムチ漬けはできないよ(;゚ロ゚)

 

 しかし、ばあちゃんは、続ける。

 「・・・やっぺ。手を洗って。」

 

 「今、ムリでしょ。午後からだよ!!」( ̄△ ̄)

 といくら言っても聞こえない。

 

 しかし、次の瞬間、ばあちゃんが言いたいことがわかった。

 

 「そこに、ナガツケあるんだ。

 (お友達に)やったらよかっぺ。」

 

白菜の長漬け

「あ~、白菜の長漬けね~」

 ばあちゃんは、別に、キムチ漬けを始めよう、と言っているわけではありません。

 

 「せっかくお友達が来たんだから、長漬けをあげよう。」と言っていたのです。

 

 でもね~、「やっぺ」では、通じないよ~。(^0^;)

 

白菜狩りへようこそ!

 友人は、この「やっぺ」事件の時、既に、白菜狩りを始めていた。

 

好きな白菜を選んで、自分でとる。これが白菜狩り。

 

白菜を収穫するのは初めてだそう。

 

「(鎌で)意外と簡単に(根元が)切れるんですね。」と次々と収穫した。

 

一輪車には、4つで満員

 

ばあちゃん、また登場

 5つ収穫して、

彼女の車に乗せようとした時・・・

 ばあちゃんが、怒ったように現れた。

 

だめだっぺ。このまま持たせては。」と言って、

外っ葉を切り落とし始めた

 ・・・そうですね。(^0^;)

 外っ葉には、虫がいるかもしれないし、ゴミになっちゃうしね。

 

 でも、白菜の大きさで笑うためには、外っ葉もあった方がいいのだけど。(^0^;)

 

車に乗せられた白菜たち。

 

キムチは、午後から

 予定通り、キムチ漬けは午後から始まりました。

前回同様、3人で下漬した白菜を切り、タレと合わせました。

 

7袋完成しました。

 

 良い年が迎えられそうです。

 

 皆様も、よいお年を! (^▽^)