たまベジ散歩

茨城の田舎生活 ~農業初心者の体験記録~

キムチのたれ作り

朝9時から始まった。

 まず、それぞれの野菜を洗う。

 

洗いました。

 ばあちゃんは、また、殺気だってますので、あまり、写真が撮れません。(ToT)

 

 段取りがあるのに、初心者の私と夫がてきぱき動かないので、イライラしているようです。

 

後出しじゃんけんのように・・・

 「パプリカは、日本のか?」と、ばあちゃんは聞く。

 「わからないよ。市場で買ったから、日本のじゃない?」

 「日本のじゃ、ダメなんだ!水っぽくて。」

 

 え~、そんなこと言ったって・・・・

 

 「パプリカは、韓国のにしな。」

 

 それを、今言われても困る。

 

 渡されたレシピには、「パプリカ20個」と書いてあった。

 市場に、赤いのが17個しかなくて、3個は黄色いのを買った。

 

 この黄色い3個も不要だった。(^0^;)

 

まるで、プラスチックのおもちゃみたいな大きなパプリカ
(ヤクルトは、単に大きさの指標として置きました。)

 レシピに、「赤のパプリカ」と買いとくれ。💧

 

分業

夫の役目は、ニンニクの皮むしり。

 私と、ばあちゃんは、野菜を切っていきます。

リンゴとパプリカを小さく切ります。

 

ジューサーですりおろす

 夫が皮をむいていたニンニクも小さくします。

 ニンニク、リンゴとパプリカをジューサーですり下ろします

 

固体ばかりでは、なかなかすり下ろせないので、「むーひ」も入れながら

 この作業(ジューサー担当)は、夫に任せ、その間に、ニンジンを切る作業を、女性陣が行います。

 

 おっと、ニンジン切りを始める前に、昆布に水をつけて、柔らかくしておきます。

 

この昆布は、例の、車で那珂湊から来る魚屋さんのが一番良いそうです。

 

救世主が・・・

 殺伐と、ニンジンを細かく切っている所に、近所のSさんが現れました。

 

 Sさんは、毎年、キムチを作る時、手伝いに来てくれたばあちゃんの仲間の一人です。

 

「良いところにきたね。手伝って。」

 

 Sさんは、エプロンも何もつけていませんが、ばあちゃんに言われてはさからえません。

 Sさんが加わり、ニンジンの細切りが加速しました。

 

 ニンジンが切り終わると、ニラも、ザクザクと切っていきます。

 

混ぜるのもSさんが・・・・

 用意した物を、すべて混ぜます。 

 

 「今年から家族で漬ける」と宣言していたのですが、結局、Sさんが、かき混ぜる作業もやってくれました。(^0^;)

 

素手です! しかも、エプロンしてないから、白い洋服に赤いのが飛び散る💧

 

 前に買ってあった、パプリカ粉2袋も、ここで投入

 

 唐辛子粉」は?と、Sさんが聞く。

 私も、レシピを見る。

 

 唐辛子粉1袋」って書いてある。

 

 ばあちゃんは平然と、

去年から使ってない

 いいんだ。辛すぎない方がいい、って、みんな言うんだ。」

 

 「みんな」が誰だかはわかりません。

 おそらく、去年買い忘れて、そのまま作っても、美味しかった、ということなんでしょう。

 

たれが完成

 救世主のSさんが現れたおかげで、何とかお昼前にたれが完成しました。

完成したタレ

 次の作業は、下漬した白菜と合わせる作業になります。

(木曜日の予定です。)

 

夫の役目は・・・・

 ジューサー担当だった夫は、その後仕事がなくなり、どっかへ行っちゃったかと思っていたら・・・

使った用具を、洗って干していた。

 そのあと、拭いて、元あった場所にきちんと収納されていた。

 

 ・・・・ばあちゃん。

 あなたの、息子へのしつけは素晴らしい。