朝、私が畑に行ったら、ばあちゃんは待っていた
何を「やっちまう」のかも言わず、ばあちゃん、どんどん進む。
トウモロコシ畑で「やっちまう」
「まず、スギナをとる。」
はいはい、スギナとりね。
最近、私はちょくちょくやってんのよ、スギナとり。
ばあちゃんは、「こんなふうにまいて」と、化成肥料をまいた。
私がまいていくと、ばあちゃんは、そのあとから追いかけるように、鍬を使って、土をかぶせていく。
あ~、この一連の作業が「やっちまう」ってことね。
ネギも「やっちまう」
「タイヒ、もってきて。」
はいよ。もうわかったよ。
前はチンプンカンプンだったけど。タイヒは、トンプンのことだ。
ネギは、この前、ミカンの皮をまいた所だけど、またやるのかい。
私は、ネギ畑のスギナを抜いていく。
ばあちゃんは、①トンプンをまき、②化成肥料をまき、③鍬で土をかける
という、3つの作業をしていくのだが、どんどん追いついてきて、追いまくられる。
写真を撮ってる暇がない。
ましてや、
「スギナの根の長さ20センチ~ 今日の金メダル~(^▽^)」なんて言ってる暇はない。
菊も「やっちまう」
菊(お彼岸の仏花にする)にも、肥料をあげるんだねぇ。
亡くなったおじいちゃんのために。
スイッチが入ったばあちゃんは、誰にも止められない。
「今度はサトイモだ。」
そこは、この前スギナ抜いたばっかりだ~。
楽勝~(^▽^)と思って、行ってみたら、
草って、すぐ生えてくるんですねぇ。この前抜いたばかりなのに。
また、同じ作業です。
トンプン、化成肥料、土かけ・・・。
私も鍬で土寄せの作業をしてみました。
やっぱり難しい。
日焼け止めクリームを塗ってから、3時間半。
汗だくで、日焼け止めの効果などないでしょう。
あ~あ💧
それにしても、ばあちゃんのスタミナはすごいです。