たまベジ散歩

茨城の田舎生活 ~農業初心者の体験記録~

パワフルばあちゃんの作業は続く ~エシャレットがラッキョウになる日~

「やっちまうべ」は、エンドレスだった。

 昨日、「やっちまうべ」と言って、3時間半農作業をした後、私は、疲れ切ってましたが、ばあちゃんは、まだ作業をしていたのです。

エシャレットを、ラッキョウにする作業

 ばあちゃんは、昨日の午後も、畑に行き、エシャレットを収穫し、さらにその皮をむく(根と葉をとり、ラッキョウの形にする)作業をしていたのです。

 なんと、夜9時半まで

 

朝、「焼酎を買ってきて。2合ぐらいあればいい。」

 今朝、ばあちゃんが私に、

「焼酎を買ってきてくれ」と言う。

 焼酎で、いつもビンを消毒している、と言うのです。

 

 え?焼酎で消毒?

漬けるビン2つ

 近くのコンビニに行き、

「ばあちゃんに、ビンの消毒するから、2合くらいの小さい焼酎2本買ってこいって言われたんだけど、そんな焼酎ありますか?」

 と聞いた。

 

 「ここにある焼酎は、飲む焼酎ですよ。消毒する焼酎は、もっと度数が高くないと。」

 と言われ、ばあちゃんに伝えた。

 「そうなのか、今まで、そうやって(飲む焼酎で)消毒して、大丈夫だったんだがな。」

 

 結局、食物にも使えるアルコール消毒のスプレーで消毒しました。

 長年の経験も、時には変えた方がいいこともあります。

 

ラッキョウに漬ける作業

  これか~、昨日夜9時半まで作業していた、というのは。

エシャレットがザルいっぱい!
ビンに入れ、砂糖約40gも入れた

 ばあちゃんは、ラッキョウ漬けをする時、すぐにビンに入れず、塩水に一晩浸しておき、漬ける時に砂糖を足すと、さらにおいしい、という話を聞き、すぐ実行に移したのです。

 

 だから、ゆうべ9時半まで、塩水に漬ける分量だけの皮むきをがんばったというわけです。

ラッキョウ酢を入れて完成!

・・・! この、ラッキョウ酢、あと6本あるんですよ。 

裏を見ると、千枚漬けにも使えるそうですが・・・

 ばあちゃんは、何でも「足りない」のが大嫌い。

 余るくらいがちょうどよい。

 

 だから、ラッキョウも、1ビンでは足りないのです。 

 でも、6瓶もある・・・ どうするつもり?

皮をむき、ラッキョウの形にする作業
少しずつ運んで、洗って、1日中作業をしていました

1瓶分の皮むき完成(右のバケツ)。

 右のバケツに、塩を入れ、今日一晩おきます。

 明日はラッキョウ酢に漬けるのです。

 

 今日の作業は終わり。 

後片付けもしっかり。

エンドレス作業は、まだ続く・・・

 夕食の時、ばあちゃんは、笑顔で言いました。

 「残りのエシャロット、全部抜いちゃった。明日は、全部むいて、また塩水につけるんだ(^▽^)。」

私が見た時は、これだけ残ってたんだけど。

これを、全部抜いちゃった、ってことかい?

うわぁ。まだ、明日この作業を続けるのか・・・

 

 すごいよ、ばあちゃん。