たまベジ散歩

茨城の田舎生活 ~農業3年目 来年は営農を目指して~

93歳にして、初めて食べたハナニラ

ハナニラ

 ず~っと、とても気になっていたことがありました。

 

 これです。↓ ↓ ↓

 うちの畑にも、ニラはある。

 

今、花が咲いています。

 ハナニラ、というのは、この、つぼみを使うらしい。

 

 つぼみを切ってみた。

 

長く、切りすぎたようだ。

 母ぶぅさんの日記には、

 

「蕾の下10~15センチがいい」って書いてあった。

 

 私は、30センチくらい切っちゃった。(^0^;)

 

下の方は、固くて食べられなかった。(^0^;)

 

 (今まで、気づかなかったけど)

 この蕾は、葉っぱについているわけではなく、茎についているんですね。

 

 だから、これは、今まで食べていた、葉ニラとは、全然ちがう。 

 を食べるわけだから!

 

 へぇぇ、本当に、甘みがある!(゚∀゚)

 

ゼロ円食堂

トマト、アスパラガス、ハナニラ 全部畑から採ってきたもの。

 

 トマトは、昨日、相葉マナブでやっていた、栗原はるみのトマトのお浸し」です。

 

 

 あ~ぁ、また、「野菜オンリー」になっちゃう。

 

 蛋白質の料理を作らなきゃ、と思っていた時のことだった。

 

ばあちゃんが、いない!

 最近は夕方6時半というと、もう暗くなり始めている。

 

 ばあちゃんが、シルバーカーとともに、いなくなっていた。

 

 携帯に電話してみた。

 

 10回コールしても出ない。

 

 夫が、言った。

 

 「もう、料理は後回しにして、手分けして、さがそう。」

 

 行きそうな場所、Sさんちに、夫は軽トラで出かけた。

 

 私は、どこへ行こう、と考えながら、自分の車で、走り出し、右に曲がろうか、左に曲がろうかと見たら、・・・

 

 左の道の奥の方から、よちよち歩く人影が見えた。

 

 シルバーカーを押してこっちへ来る。

 

 ばあちゃんだった。

 

 車で近づいて、

「心配して、みんなで(といっても2人だが)、探してたんだよ。乗って。」

 

 と言ったが、負けず嫌いなばあちゃんは、自分で歩くから、と言って、シルバーカーを押してよちよち歩いた。

 

 その後ろを、夫の軽トラと、私の車が続いた。

 

 もう、暗くて、軽トラのライトが、ばあちゃんの足下を照らしていた。

 

 

ハナニラ食べて、めでたし、めでたし

 さて、ちょっと遅れた夕食。

 

 ばあちゃんに、聞いた。

 

「どこに行ってたの?」

 

「Hさんち。」

 

 小さな子供に言い聞かせるように、こんなに、遅くなるまで、外にいてはだめでしょ、とか、明るいうちに帰ってこないと、などと、夫とともに注意しましたが、当のばあちゃんは、

 

 「これ、何?」

 

 と、ハナニラを数本箸ですくった。

 

 ハナニラだよ。」と教えると、

 

 口に入れて、よくかみしめて、

 

「うん、おいしい。初めて食べた。」ですって。

 

 今日、ばあちゃんがいなくなった時、徘徊が始まったか、と思ったんですが、まったくその心配はないようです。

 

 しかし、ハナニラ、初めて食べた、っていうのは、本当かなぁ。

(忘れているだけじゃないのかなぁ ( ̄0 ̄))