たまベジ散歩

茨城の田舎生活 ~農業初心者の体験記録~

日本一の、負けず嫌いの92歳

「今日やらなきゃ、ダメ。」

 

 朝、畑に行くと、・・・

白菜畑に、ばあちゃんがいた。

 白菜に、追肥するんだって。

 

 白菜は、定植してから、まだ1週間

 

 本やサイトを見ると、まだ早い。 そう伝えると、・・・

 

「本よりも、現実を見るの。ここにはここのやり方があんの。今日やらないと。草だって生えてきてしまう。」と。

 

 

 私が、「でも、手首だって痛いんじゃないの?」と言うと、

 

「痛くたって、やるしかあんめぇ。」

 

 ・・・言い出したら、聞かない。

 

白菜の追肥は、ばあちゃんに任せた。

 

大根の間引き

 その間、私は、大根の間引きをした。

 

 大根のタネを7袋蒔いたので、間引きも大変。😱

 

ここから1本、残すのなら、まだ簡単です。

 

 でも、「スジ蒔き」した所は・・・・😱

 

ここから、どうやって、選ぶっていうの!!( ̄。 ̄;)

 

 「スジ蒔き」は、蒔くのは簡単だけど、間引くのが大変、という良い勉強になりました。

 

ばあちゃん、大根もサクった~。

 さて、ばあちゃんは、白菜の追肥を終えたようです。

 

 そして、私が間引いている大根畑にやって来ました。

 

「間引いたら、すぐサクってやらないと、かわいそうだ。」

 

 結局、ばあちゃんは、大根も追肥したんです。

 

 私が、肥料をまいて、ばあちゃんが、鍬でサクる。

 

 

大根畑の追肥が始まった。

 追肥って、鍬で土をサクって、さらに、両手で、土をふんわりかけて苗の根元を押さえてるんです。

 

 これでは、時間がかかっちゃうよなぁ、と思って、

 

「私が、サクるから、ばあちゃんが、根元を押さえて。」と言って、鍬を手に取りました。

 

 しかし。

 

 ばあちゃんは、鍬がないと、杖がないのと同じで、転んでしまった

 

 転んでもなかなか立ち上がれない、手首が痛いからね。

 

 結局、私がサクったのは、畝1本だけ。

 

 ばあちゃんに、全部任せました。

 

畝6本、追肥

 終わったのは、正午。

 

 涼しくなった、なんてとんでもない、汗だく。

 

 私は、ばあちゃんが畑にいる間は、・・・・

 

ここの(昨日の続きの)草取り

 

 まったく、ばあちゃん、痛いくせに、がんばっちゃうんだから。

 

今日の収穫

おろ抜き大根、ザル3杯

 よく洗って、根っこをとって、・・・

 

煮浸し(左)とお浸し(右)

 煮浸しは、通常、油揚げだけですが、(得意の)ちくわもいれました。(^0^;)

 

まだ、おろ抜き大根、こんなにあるの。
( ̄0 ̄)

 

 間引いた大根を洗って、根っこを取る作業、とても大変でした。

 

 でも、去年まで、ばあちゃんが、ずっと、それをやっててくれたんだなぁ、って、思って。

 

 昼間は、ちょっと、暴走ばあちゃんに、呆れてため息ついていましたが、今は、感謝の気持ちです。