たまベジ散歩

茨城の田舎生活 ~農業初心者の体験記録~

雨の日でも、畑を見回り、計画を練る 

今日は雨

 私は、午前中は用事があり、家に帰ったのは2時過ぎだった。

 霧雨が降っているから、ばあちゃんは畑に行かないだろう、と高をくくっていた。

 

 書斎(単にパソコンを置くテーブルがある小部屋。)の窓から、ふと外を見ると、

 

「あっ!ばあちゃんだ!」

荷車を押して、坂を上るばあちゃん

 この坂の上が、畑なのだ。

 

ばあちゃんは右上。左手前は「ヤーコン」の葉。

 

 ばあちゃんは、畑が心配で、見回りをしていたのだ。

 

 私も、見てみた。

獣の足跡がある。 ひづめはないから、ネコかな?

 

「おろ抜く」

 先日の母ぶぅさんのブログの中に、「おろ抜き大根」という言葉が書かれていて、私は初耳だった。

 

 コメントでそのことを書いたら、「あら茨城弁じゃなかったの」と返事。

 

 私は、広辞苑」で調べたら、「おろ抜く」は標準語

 

 そして、今日、ばあちゃんが、タイムリーなことに、その言葉を使った!

 

「小松菜、まきすぎた。ちょっとおろ抜いたんだが・・・」

 

 それが、これだ!

左は昨日の小松菜。密集していた。右は「おろ抜いた」あと。

 まだまだ、「おろ抜き」途中のようです。

 

 小松菜は、わざわざ蒔かなくても、「ほっきた」小松菜は、あちこちに生えてます。

    *「ほっきた」:自然に生えた

 だからなのか、扱いが、雑です。(ほうれん草の畝の、余ったところに、小松菜をばらまいた、って感じ。)    

 

白菜もおろ抜く

 白菜も密集しているところがある。

 

 「今日食べる分だけ、1つ引っこ抜いたら?」というので、いただいた。

密集する白菜から1本引き抜き

ばあちゃんが、根っこを切り落とし

今日の食材になりました。

白菜と肉団子の白湯スープ

 

 まだ、密集している白菜はあるので、必要な時に、畑から引き抜いてきます。

 なんて、ぜいたく!\(^o^)/

 

エンドウ豆、植えて

 畑で、ばあちゃんは、言った。

 「エンドウ豆、11月3日頃なんだ、植えるの。」

タネを渡された。

 「どこに植えるの?」

 「ヤーコンのところ。(ヤーコンの)収穫が終わったあとだな。」

 

 私は、ばあちゃんの指示がないと、自分ではわからないので、その時にまた教わることになる。

 

 雨の日も、畑に行き、畑のことを考えているばあちゃんであった。

 ボケない秘訣は、ここにある。