たまベジ散歩

茨城の田舎生活 ~農業3年目 来年は営農を目指して~

続 スイカ襲撃事件 ~カラスはマジ賢い~

 カァカァカァ・・・

 

カラスの鳴き声で目が覚めた

 

 最近は涼しくて、二重サッシを閉めているから、よほど大きな音でないと家の中までは聞こえない。

 

 それでも聞こえたくらい大きな鳴き声だった。

 

 そして、その鳴き声と呼応して、遠くから返事をするようなカラスの鳴き声も聞こえた。

・・・いやな予感。

また、やられた!

 スイカ収穫のピークは過ぎていて、最近は小さいスイカしかとれない。

 それでも、ツルが茶色くなったのを切ってみると、甘くジューシーで、充分美味しいのだ。

 

 人間様だって、楽しみにしているのだ。

 

 今日は、黄色のネット青色のネットも外して、4つも襲っている!(ToT)

今朝の、カラスの鳴き声は、きっと、こういうことだ!

 

 犯人はカラス。間違いない。

 昨日のブログを書きながらも、半信半疑であった。

 本当に、ネットを持ち上げて、移動させて、下にあったスイカを食べたのは、カラスなのか?と。

 

 状況証拠からすれば、カラス以外に考えられない。

 スイカ畑は電柵の中だ。電柵は壊されていない。また、足跡もない。

 空から入る以外に方法はない。

 

 そして、今朝の、カラスの呼応するような鳴き声と、スイカ襲撃。

 100パーセント確信した。

無残に捨てられるスイカ

カラスは、マジ賢い。

 思い出した。

 中学生の団体がテニスの大会で、運動公園に来ていた。

 カラスが、日陰に置いてあるスポーツバッグのファスナーを開け、中から弁当を引きずり出そうとしているところを、顧問の先生が気がつき、追っ払った。

 

 「カラスが、ファスナーを開けていたのよ!!!」

 

 と、その先生が叫んでいた。

「まさかや~」(ちむどんどん風に)と最初私はそう思って見ていたが、他の人たちに目撃状況を話す形相は、「しんけん」だ!

 間違いない!

あきさみよ~ (オーマイガー)

 

カラスより、人間の方が賢いんだぞ。

 シャクに障るので、対策を調べてみた。

 

 ①漁業用おもりメーカー海光社の「カラスネット」をかける。ただのネットより、重いから、カラスが持ち上げられない。

 ②スイカ畑の地際をテグスで囲み、侵入防止。カラスは、まず地面に降り立ち、そこからぴょんぴょん、移動するから。(「現代農業」20年8月号より)

 ③スイカの実に、肥料袋をかぶせる。(〃)

 ④くちばしが届かないよう、黒の苗ケースの代わりに、黄色いビールケースをかぶせる。 (コメント欄、くまねこさんのアイディア)

 

 とりあえず、今日は、③をやってみました。

 

 

今日のイラストは、「かわいいフリー素材集 いらすとや」からいただきました。