たまベジ散歩

茨城の田舎生活 ~農業3年目 来年は営農を目指して~

ニホンミツバチの蜂蜜採取を始めたら、別の巣で、分蜂が始まった! 

ハチが去っていった後の巣からハチミツを採る

 4月16日(土)

 今日は、天気も良いので、ハチミツ採取の作業を行った。

 もうハチは一匹もいなくなったので、安心して採取できる。

 

 もし、ハチが残っている状態ならば、刺されるのも心配だが、採る量も気にしなければならない。

(全部採ってしまったら、ハチの食べる分がなくなってしまう。

 私は、一生懸命ハチがした仕事を略奪する極悪非道の人間になる~💧)

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木曜日に見た時は、カッサカサで蜜など無いように見えた

 どうせ、少ししか残っていないんでしょ、と思って箱を開けてみたら、

 あれ?けっこう蜜が残っている!

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こんなに蜜を残して、彼らは一体どこへ行ってしまったんだろう?

ハチミツの搾取① まず、巣を取り出す

 例のおじちゃんに教わった方法で、蜜を採ります。 

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巣を全部取り出して、大きなボウルに入れます

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甘~いハチミツ

 このハニカムの中に入っている蜜は、もちろん甘いです。

 テレビで見た時、このハニカムをムシャムシャ食べていたので、私も食べてみたことがあります。

 蜜は甘くておいしいけれど、このハニカムは、しょせんミツロウ、つまりロウですから、美味しくはありませんでした。(個人の感想です。)

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こうして見ると、蜂の巣っぽいですね。

 

地球の引力を利用してハチミツをミツロウから取り出す

 蜂の巣を取り終わったら、次の作業です。

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漉していきます

 荒い目の和ふきんで、大きな物を取り除き、その下に細かい目の布でさらに漉していきます。

 

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ゆっくり時間をかけてハチミツが落ちてきます。

分蜂が始まったって!?

 おっと、そんなことをやっていたら、別の巣で、分蜂が始まったという知らせが!

 我が家の敷地にいくつか巣箱はありますが、今、ハチが実際に住んでいるのは1つだけ。その1つで分峰が始まったぞ、と例のおじちゃんが見つけてくれたのです!

 

 木曜日に「ハチを捕まえるときに使う道具」を見せてもらいましたが、今がそれを使う時です!

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分蜂が始まるサイン

 分蜂とは、この巣箱が手狭になってきて、ハチたちが相談をする、「そろそろ、どっかへ行こう。」と。

 そして、新しい女王蜂と半分くらいが残り、古い女王蜂と残り半分が、別の場所へ移動するのです。

 

 分蜂の時、蜂たちを女王蜂ごと捕まえて、我が家にある空っぽの巣箱に入れてしまおう、(そして、また蜜を略奪しよう)というわけです。

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最初網で捕まえようとしましたが・・・

 

分蜂するハチたち全部を捕まえる作戦

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だいじょうぶ、この時期の蜂は刺さないからさ~ とおじちゃんは言う

 網での確保ではなく、ハチの塊ごと、確保する作戦に変更しました。

 

 蜂の塊の上に別の箱をおきます。このまま、この群れが、その中に入ってくれれば、箱ごと移動できます。

 

 おじちゃんは平気で手を入れて、「よしよし、この中へ入れ」っていう感じ。

私ら夫婦は、刺されるのが怖くて見ているだけ~💧 

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気づかれたのか、なかなか(箱に)入ってくれません。

 しばらく、待っていましたが、「分蜂が行われるのは、11時から2時くらいの間で、天気が良い日、今日はもう分蜂はこれ以上待っても行われない」と判断しました。

 

 今日はあきらめよう。

 でも、近いうちに分蜂が行われるので、それがゲットできるよう、罠をしかけました。

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黒いのが罠。 この中に群れごと入ってくれますように。

 分蜂がいずれ始まるのは間違いありません。

 でも、そんなにうまく、この罠に入ってくれるのかなぁ。

 

ニホンハチミツの蜜の味

 翌日(日曜日)は、気温が低く、分蜂は行われませんでした。

 

 でも、昨日採取を始めた蜂蜜は、夜になってもまだ滴を落としています。 

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夜になっても、ぽとりぽとり・・・まだまだ採れるかな?

 ニホンミツバチの蜂蜜は、西洋ミツバチとちがって、半径2キロにある花から蜜を採ってくる、だから、「ブレンド」の味なんだ、とおじちゃんは言います。

 

 味見したら、甘くてとても美味しいです!!