太宰府駅に来た。
大野城市の方2人に、
「百間石垣を、自転車で見に行くなんて、いくら電動アシスト付き自転車でも、難しいのでは。」
というご意見を頂いた。
「あの~、電動アシスト付き自転車で、百間石垣を見に行こうと思っているんですが。」
「(゚Д゚) えっ! それは・・・」
「あの~、大野城市では、『よくわからないから、太宰府で聞いてみたら?』と言われたんですよ。今まで、そういう人、いなかったですか?」
「あ~、いたような。・・・でも、バッテリーがなくなっちゃって、、、と言ってたんじゃなかったかしら。」
(°°) あっ! そうか。
バッテリーが無くなるってことがあるのか!
出川哲朗の充電バイクの旅で、よく、バッテリーが無くなって、バイクを押して歩いているよなぁ、ああなったら、やだよなぁ・・・。( ̄。 ̄;)
太宰府天満宮ボランティアガイドさんにも聞いた
太宰府天満宮を1時間で案内してくれる(無料で!)ガイドさんがいます。↓ ↓ ↓
太宰府天満宮ガイドサービスの会 | 福岡観光地検索 | 福岡県観光情報 クロスロードふくおか
私は、1時間コースを予約しており、太宰府天満宮境内を、説明を聞きながら、歩きました。
ガイドさんにも聞いてみた。
やはり、反応は同じだった。
そして、もし、レンタサイクルを借りるのであれば、ぜひ見てほしい、というポイントを教えてもらった。
太宰府政庁跡
天満宮からは、離れているが、自転車ならすぐだから、ぜひ、と言われたのが、ここ。↓ ↓ ↓ ↓
大宰府跡 | 日本遺産太宰府 古代日本の「西の都」~東アジアとの交流拠点~
ということで、結局、レンタサイクルを借りることに。(*^o^*)
レンタサイクルは、駅で借りられます。
1日借りて、800円。
「5時までに、戻って来てくださいね」と言われて出発。
ん?
後ろの、あの山は?
(図は、「九州国立博物館」のHPより)
せっかく、ここまで来たのだから・・・
このとき、時刻は、まだ12時30分。
平地を走ってきたので、バッテリーは満タン。
このまま、自転車を返却しに行ったって、1時には駅に着いてしまうだろう。
私は、こう考えた。
きっと、太宰府側から百間石垣に行くと、勾配がきつく、バッテリーが無くなるのかもしれない。
大野城市側から、攻めよう。
山道に入ってから、電動アシストに切り替えれば、石垣まで行けるだろう。
そして、石垣からは、きっと下りだから、アシストを使わなくても、太宰府駅にたどり着けるだろう。
自転車で登城
1日借りて800円の自転車、とても軽い。
山道に入ってすぐ、大野城市の体育館があった。
道を尋ねたら、この地図をくれた。↓
だから、まるでサイクリングロード(*^o^*)
時々、ハイキングの人たちが通る。
(車道とは別に林道がある。)
バッテリーがだんだん減ってくる。
80%、・・・・75%,・・・・70%、・・・・・
やっと着いた!
これが、百間石垣だ!
林道によって分断されているが、林道の反対側にも石垣が伸びていて、長さは150m以上あるという。
あとで調べてみたら、江戸時代、「石仏三十三カ所」が作られ、これは、22番札所の千手観音なのだそうだ。
この石垣以外にも大石垣や、土塁、礎石群が、この古代山城の中に点在している。
すごい山だ。
景色が良い場所で、眺めていると、ハイキングをしている女性二人連れに出会った。
「岩屋城に、行かれましたか?」
その女性達は言った。
「ここより、ずっと景色が良いですよ、岩屋城址。」
いい情報だ。
行ってみよう。(^▽^)
確かに、眺めがいい!
ということは、太宰府天満宮は、あの辺だ。
こんな掲示があった。
1586年、島津氏との壮絶な戦いの末、ほぼすべての城兵が玉砕したそうだ。
悲しい歴史もあるんだなぁ。
「嗚呼壮烈」と刻まれているのは、そのことなんだ。
サイクリング、来て良かった。
レンタサイクルは、夕方4時頃返却できた。
きっと、「自転車で石垣を見るなんてムリです」と言ってくれた方達は、私たちを見て、初老の夫婦にはムリ、と心配してくれたんだな。
自転車のバッテリーは、50パーセント残っていました。
きっと、バッテリーが無くなった、っていう人は、平地から電動アシストを使ってたんじゃないかな。
来て良かった(^▽^)
達成感を味わうことができました。
大野城、完結です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。<(_ _)>