ウコギ
5年くらい前のこと。
友人が、「ウコギ」の苗をくれた。
彼女の家でも植えているが、あまり育たないから、植えてほしいということで。
私はなかなかその名前が覚えられず、
「なんだっけ、アコギじゃなくて、・・・」
「ウコギ?」
「そうそう、ウコギ。新芽がいっぱい出てるよ」
そう伝えると、彼女はアコギ、じゃなくてウコギの葉っぱを取りに来た。
「うわあ、いっぱい出てますね。うちのは、まだ全然。」
彼女は、いっぱい摘んでいった。
天ぷらや、ウコギ飯を作ると言う。
ウコギ飯のレシピは、前に聞いたけど、私は作ったことがない。
もっぱら天ぷら。
上杉鷹山といえば、「為せば成る」
さて、ウコギ。
調べてみると、上杉鷹山が、「食べられる垣根」として、ウコギを植えることを米沢藩の人々に推奨したそうな。
上杉鷹山といえば、「為せば成る」の名言の人だ。
一見、無理矢理でもどうにかなる、強情で、やけっぱちの感じがしてしまうが、この名言は、全文を(特に後半を)読むと、もっと深い意味がある。
為せば成る
為さねば成らぬ 何事も
成らぬは人の
為さぬなりけり
つまり、「できない」なんていってるのは、自分がやらないだけでしょ、やってみなさいよ、信念をもってやれば、できるから、っていう意味です。
深い言葉だなぁ~。