たまベジ散歩

茨城の田舎生活 ~農業初心者の体験記録~

90歳ばあちゃん スイスイ畝を掘る

2年前のぎっくり腰の教訓を生かして

医者には、「同じ姿勢でずっといると、ぎっくり腰になりやすい」と言われた

 2年前にぎっくり腰になった。ちょうど5月だった。

 原因のひとつが、「草取り」だ。あれは長時間してはいけないのだ。

 

 朝、目覚めたら、涼しいうちに、朝食前にちょっと草を取ろう。

 そして、朝ご飯を食べ、朝ドラを見終わったら、またちょっとやって、終わり。

だって、10時のお茶じゃん、なんて思ってましたよ。

 

90歳だけど、動きは40代!

 予定通り、今日も10時前には草取りが終わった。

 ばあちゃんが畑で何やらやっている。声をかけた。

声をかけなきゃよかった・・・

①菊の植え替え

 畑にはあちこちに菊が地植えしてある。

 ばあちゃんは、株が増えているので、その株分けをしていたのだ。

 それを手伝えと言う。

野菜ではない。菊の地植え。

引っこ抜くと、根っこが絡まってる

絡まってるのをほどいて、植えてあげる

 こうやって植えてあげると、お彼岸にはきれいに咲いて、お墓参りに持って行けるのです。

②ネギの土寄せ

ネギの土寄せ・・というか、ネギの大移動

 今度はトウモロコシを植えようとする畑にあった、「邪魔なネギ」を移動させ、ついでに土寄せをした。

 

③ナスの土作り

 ここからは、午後の作業になる。

 まず、畝をまっすぐ掘る。

畝に、化成肥料を蒔き、その上に培養土をかける。

 化成肥料も、培養土も、一袋20キロある。運ぶのを手伝った。

 あとは、あれよあれよ、、、。さすがばあちゃん。90歳の動きではない。

培養土の上にかけるのが、「やさいランド」(野菜専用肥料)

 培養土の上に、この肥料をたっぷりかけるという。

ひしゃくに肥料を入れている

 肥料を蒔くために使うひしゃくに、袋をかかえて入れている。まぁ、普通の男性だったらそうやるでしょうね。でもね、ばあちゃんは90歳なんですよ。あと4ヶ月で91。

肥料をたっぷり蒔いて土を戻す

 これで終わり。

 写真を撮る暇もないくらい。

 そして、「今日はこれで終わり。明日は雨が降るからビニールをかける。」と言っている。

 

 ばあちゃん、私明日は用事あるんだけど。

 (耳が聞こえないので、言ってもわからないよね。💧)