たまベジ散歩

茨城の田舎生活 ~農業初心者の体験記録~

「イカロスキュウリ」はどうなったか? ~ぬかについて考える~ 

イカロスキュウリ、翌日は・・・

 6月4日の「イカロスの翼」が生えたキュウリ、

飛べそうだったのは、1日目だけでした💧

 翌日は、翼が(葉っぱが)しおれてしまい、ぬか漬けになりました。

 

 冷蔵庫で漬けるタイプのぬか床が、カンタンです。 

キュウリを板ずりします
このぬか床にキュウリを入れ、ぬか漬けの出来上がり!

 この「ぬか床」、冷蔵庫に入れて使っています

 キュウリは半日で漬かっています

 ただ、キュウリ2本までが限界かな。

一度にたくさんのキュウリは漬けられません。

 毎日大量生産されるキュウリのうち、選ばれた2本だけが、ぬか漬けになります。

 

肥料にもなる「ぬか」

 先日、カボチャの苗を植える畑を作りました。

その時に、有機肥料として、「米ぬか」をまきました

 「ぬか」って、ぬか漬けだけじゃない、肥料にもなります。

 

ぬかはどうやってできるか?

 我が家は、田んぼで、お米を作っています。

 そのお米を「もみ」で保存しています。

 「もみ」状態から、「米」にしてくれるのは、「コイン精米機」です。

 この機械、県北(ケンポク)には、けっこうあるんですけど、町には、少なくなったそうです。

精米する時にできるのが、「ぬか」です。(写真右)

 ぬかの所に、スコップがおいてありますけど、タダでもって行っていいんです

 

 お米を作ると「ぬか」ができる

 その「ぬか」が、「ぬか漬け」になったり、有機肥料になったりする。

 

 前に、稲刈りをすると「わら」ができ、SDGsだと書きました。

 さらに、「ぬか」もいろいろ役に立つ。 

 本当に、お米ってSDGsですね。

 

さて、「ぬか喜び」

 一方、「ぬか喜び」は、あまりいい意味じゃありませんね。

 

 6月7日に、スイカの花が咲いているのを見て、私は、スイカの花が、すべて実🍉になると思っていました。

 が、これ「ぬか喜び」でした。

 

 ばあちゃんが、この前、私にこう言いました。

左は「ムダバナ」右は「ナリバナ」 ムダバナは、実がならないんだ、と。

 しかも、「ナリバナ」だって、実がなるかどうかはわからない、と。😱

 

 「無駄花」と「成り花」っていうのは、いわゆる「雄花」と「雌花」のことでしょうね。

 よくよく考えてみれば、花が全部実になっていたら、スイカ畑はどうなる!スイカだらけじゃ~。

 

 ぬか喜びでした~。

 ぬか喜び:一説には、「糠に釘を打ち込んだと喜んだら、すぐ抜けて、がっかりした」ことから生まれたとしている。