たまベジ散歩

茨城の田舎生活 ~農業初心者の体験記録~

飛べ!イカロスキュウリ!

今朝の収穫 アスパラガスとキュウリ

 アスパラガスは、そろそろ終わりです。

 キュウリは、1日1本か2本採れるようになりました。

 

 今日の2つの収穫物は、ちょっとおもしろいので、ご紹介します。

 

最長記録アスパラ

最長記録53センチ

 今までの最長記録です。

 普通、これだけ長いと、細い枝が出てくるんですけど、まっすぐこれだけ長いアスパラガスはレアです。

 

翼の生えたキュウリ

 今日採れたキュウリもレアです。

 こんなの見たことがありません。

 まるで翼が生えたようです。

じゃ~ん 葉っぱが生えている!

 疑ってますね?

 何かでくっつけたんだろう、と。

よく見てください。生えてるでしょ。

 このキュウリの葉っぱを見てなぜか「イカロスの翼」を連想しました。

 

イカロスの翼って、どんな話だっけ?

 イカロスって、飛んだあと、落ちちゃうんだよな、どうしてだっけ?

 ワンピースじゃないですよ、ギリシャ神話のイカロスです。

 

 調べてみました。

 

 あぁ、イカロスは、鳥の羽を集めて翼にして、ミツロウ(蜜蝋)でくっつけて飛ぶんだ、ほうほう・・・・

 でも、高く飛びすぎ、太陽の熱でロウが溶けて、落ちちゃうんだ!

       ーかなり、ざっくりですけど。

 

 なるほど、これは戒めとして伝わっており、

 テクノロジーの進歩により人間が傲慢になると、身を滅ぼすよ、気をつけなさい、ということですね。

 

 ・・・え? ミツロウでくっつけただって!?

 鳥の羽を集めて、それを背中に取り付けるのに、なんと、ミツロウを使ったんだ!

 

ミツロウを利用したキャンドル(制作途中)

 4月、集団離脱して空っぽになったニホンミツバチの巣箱から、ハチミツを採取しました。

 

 その際、残ったミツロウを、捨ててもいいのですが、そこは、SDGsです、今、夫が作っているのが、ミツロウのキャンドルです。

 

制作途中のミツロウキャンドル

 これから、溶かして、真ん中にタコ糸を入れて固めれば完成だそうです。

 

 オレンジ色の光を灯し、甘い香りに包まれ、精神的にリラックスできるアロマ効果が期待できるらしいです。

 

 それにしても、イカロスの翼をくっつけていたものは、ミツバチのロウだったとは! 

飛べ! イカロスキュウリ!